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田中の部屋
「 『私事』から『仕事』、そして『志事』へ 」

リソウル社を起業してから約10年がたちますが、
その間に、いろんな方々と一緒に仕事をしてきました。

その中で、人当たりも良いし、話もうまく、そして
地頭もよいのに、仕事の結果がでない人が数名いました。

どうして結果がでないのかと思って、その人たちの行動を
注意深く見ていることでわかったことがありました。

それは、自分が認めてもらうためとか、自分の考え方の
正しさを証明するためとか、の自己承認欲求が原動力に
なっているということです。

具体的には、売上にはつながらないお客様にもかかわらず、
自分を可愛がってくれる人や自分にやさしくしてくれる
ということで、その人との時間をついつい使ってしまうとか、
自分を認めてくれる人の意見は聞くけども、自分を認めて
くれない人の意見は聞かないなど、そんな行動が目立ちます。

本来、『仕事』とは、お客様や上司など、誰かの要望や
困りごとに的確にこたえていくことで成り立つものなのに、
自分が認められるために動いてしまうと、人の要望や困りごとに
答えるということを忘れてしまい、自分勝手な動きになり、
仕事の結果も出なくなってしまうのです。

おそらく、「社会人の壁」と言われるものも、自己承認欲求
をもとに働くこと(これを私は『私事(しごと)』と呼んでみました)
から、人のために働くこと(仕事)への転換ができるかどうか
ということだと思います。

仕事で結果が出ないときに、『私事』になってないかどうか、
確認する必要はあると思います。

ただし、逆に『仕事』に慣れすぎて、人の要望にばかり応える
自分になってしまうと、自分がなくなってしまい、
自分は本当に何をやりたかったのか、何のために働いているのか
わからなくなってしまいます。そういう方が多いのが今の時代です。

まずは、『仕事』がしっかりと出来ることが前提になりますが、
その上で、本当に自分がやりたかったことや、やるべきことなどを、
いろんな人の力を借りながら徐々に明確にしていく、
そういった過程も、特にこれからの時代ではとても重要になります。

そして、自分の本当にやりたいことや実現したいことと、
人へのお役立ちが両立したとき、『仕事』が『志事』になります。

皆様の『仕事』が『志事』になっていくことを願っていますし、
私も出来る限り、お力になりたいと思っております。

投稿日時: 2016 年 12 月 15 日 2:07 PM トラックバックURL

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