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田中の部屋
「 1年の振り返り 」

2017年もあっという間の12月になりました。
歳をとるほど、一年が経つのが速く感じるのは気のせいでしょうか。

私は、今年の年初の抱負として、「盛」という漢字に込めて、
商売繁盛、そして、現状に満足せず更なる成長を目指すという決意を
述べさせていただきました。

お陰様で、ビジネスの方は何とか順調に進んでおりまして、
色んな方のご支援ご協力、そして社員それぞれの頑張りに感謝の思いで
いっぱいです。

一方、自分の成長はどうだったのか、と考えたとき、すぐには評価できない
ことに気づきました。私の立場になると評価してくれる上司がいるわけでもないですし、
出来る仕事がたくさん増えたということもない感じです。

ただ、改めて振り返ってみると、経営者団体で大事な役職を預かり、関係者から、
「田中さんの話は、やわらかさがあり、わかりやすさがあり、よいですね。」
と言う言葉をいただいたことがあり、また、セミナーとかで話していると、
「田中さんの楽しそうに話している様子が、とても印象的で、私もそうなりたいなと
 思いました。」
と言われることがありました。

いつも“熱い”ですね、というのは以前から言われていたのですが、
“楽しそう”とか“わかりやすさ”とか、これまであまり言われなかったことも
言われるようになり、人としての成長が少しは表れているのかなとも思いました。

そう、車を運転していると、運転している車を自分で見れないように、
自分自身のことは、やはり自分だけではみることができないのです。

他人という鏡に自分をあてることで、自分の変化や成長がわかるもの。

12月は忘年会などがあり、更に忙しくなるとは思いますが、
1年の振り返りのためにも、仕事仲間だけでなく普段会ってない人に会うなど
工夫して、ご自身の成長を確認してみてはいかがでしょうか。

投稿日時:2017 年 12 月 15 日 4:27 PM トラックバックURL

「 ものの豊かさから、こころの豊かさへ 」

注目度は高かった衆議院総選挙。
私は、前日に期日前投票をしたのですが、たくさんの人が来ていて
投票までに30分ほど待つほどでした。

結果としては、与党の圧勝でしたが、何か底辺が変わってきている
そんな良い兆しを感じたのは私だけでしょうか。

確かに、日経平均株価が2万円越えを達成し、景気は良くなっているので、
現状を変える必要はないかもしれません。

しかし、経済的によくなったとしても、
やりがいや生きがいといった、心の領域にかかわるところが
満たされてないと感じる人は多いのではないでしょうか。

心の豊かさを感じる瞬間は、
例えば、人から「ありがとう。」と感謝された時や、素晴らしい自然と出会った時など。

つまり、人や自然とのつながりを感じることが豊かさのひとつの源泉になるとも
言えるでしょう。

私たちは、物資的な豊かさを得るために、心の豊かさに必要な、自然とのかかわりや
人とのかかわりを分断して来たことに、ようやく気づく時期が来たのだと思っています。

心豊かな社会をつくっていくために、
分断されてしまった人と人の関係を取り戻すための行動や、
自然の循環を取り戻すための行動、などの様々な行動を、
私たちが自ら起こしていく必要があります。

皆様も、心豊かな社会の創造に向けて、出来ることから行動を始めてみませんか。

投稿日時:2017 年 11 月 15 日 4:08 PM トラックバックURL

「 自分が変わらなければ、替えられる時代 」

もうかれこれ、17年前になりますが、私が勤めていた銀行を辞める時、
新しい試みとしての社債のポートフォリオ運用を担当するなど、
重要な仕事をいくつか持っていたので、自分が辞めると大変だろうなと思い、
仕事を引き継いだ後輩のことも心配したりしました。

しかし、仕事を辞めた後に気づいたことは、自分が想定した以上に
何事もなかったように仕事が進んでいることでした。

もちろん、大きな銀行なので、優秀な人材がそろっているという
理由もあるとは思いますが、やはり、会社は誰が仕事をしても
まわるようになっているんだなと、寂しさを感じるとともに
妙に納得したことを思い出します。

そう、会社から与えられた仕事をやっているだけでは、
いくら会社内で高い評価を得られていたとしても、
いつでも替えられてしまうことになるのです。

キャリア相談の際にも、どのようにしたら安定的なキャリアを
歩めるのかを聞かれることがあるのですが、私は以下のように
答えています。

「自分の強みを早めに見い出して、しっかり時間をかけてとそれを磨くこと。
 そして、社会から求められていることを感じられる感性を常に磨き
 それに答えらえる自分になれるよう日々意識していくことが大事。」

自分の強みは何なのか、その強みの素となる
「好きなこと」や「やりたいこと」「やらねばならないこと」を、
色んな経験を通して突き詰めていくことですし、
ついつい会社内だけでの人間関係に収まってしまい、視野が狭くなっている
自分に気づき、違う世界の人たちとの交流や情報収集を意識することで
社会の動きや求めていることに敏感になっておくことが大事になります。

「替えのきかない自分」
を目指してみてはいかがでしょうか。

投稿日時:2017 年 10 月 15 日 4:07 PM トラックバックURL

「 やりたいことやっちゃう人生のほうが、間違いなく面白い 」

昨日、ふとテレビを見ていると、日産のCMで矢沢永吉が登場し、
車を運転しながら、その矢沢永吉が、

「やりたいことやっちゃう人生のほうが、間違いなく面白い」

と語るのですが、それがとってもかっこよくて、久々に心を打たれました。

そう、やりたいことをやる人生こそ面白い、私もまったく同感です。

先日も、転職のご相談でこられた方で、本当はやりたいことがあって
そしてそのプランもとても魅力的にもかかわらず、家族のことや将来のことを
考えるとなかなか一歩踏み出せない方がおられました。

すでに起業をしている私のような立場からみると、なんでやらないんだろうと
思いますが、やはり一歩踏み出す勇気を持つのはなかなか難しいとも思います。

やってみると上手くいくときもダメなときももちろんありますが、
ダメなときも、それが大きな学びになったり、本当に困ったときは救いの手が
伸びたりして何とかなるので、やって損なことなど本当はないとも思っています。

でも、このことは、やってみた人にしかわからないことなので、やりたいことを
やってみたことが無い人に伝えるのは、なかなか難しいことではあります。

もちろん、先ほどご紹介した転職相談で来られた方にも、
やってみたらわかるから、人生一回きりでもあるので、
勇気をもって一歩踏み出してください、と言って応援をさせていただきました。今後が楽しみです。

一方、そもそもやりたいことがわからない、という方も多くいます。

やりたいことがわからないという方の中に、結構多くいるのが、正義感が強く
真面目な方で、自分の好きなことや、やりたいことを優先すべきではないと
考え、無意識のうちに自己犠牲をされている方です。

もし、やりたいことがみつからないと思っている方がいたとすれば、
まずは、自分のためだけに使える時間をつくり、自分が好きなことや
やりたいことを探してみることを勧めます。

そして、普段の生活の中でも、自分の好きなことやワクワクすること、
心がトキメクことはどんなことか、
ということを気にするようにしていけば、自分の感性が磨かれていき、
本当にやりたいことに出会える可能性はあがることでしょう。

投稿日時:2017 年 9 月 15 日 3:56 PM トラックバックURL

「 社会に貢献する仕事 」

「これまで積んできた経験やスキルを活かして、より社会へのお役立ちにつながる仕事をしていきたいという思いが強くなりました。」

というお話を、特に40歳を超えた方々から伺うことが多くなりました。

確かに、20代30代は、もっと成長したい、稼げるようになりたい、といった
自己成長を中心にキャリアを考える傾向があり、経験やスキルが
積みあがってくる40代になってくると、社会へのお役に立ちについても
真剣に考えるようになる傾向があるようです。

一方、本来は仕事そのものが社会へのお役立ちであり、
そのお役立ちの結果として報酬や給料をもらっていると考えると、
年齢に関係なく、仕事を通して社会へのお役立ちを実現しているともいえます。

そう考えると、40代になってから社会貢献意欲が高まってくるのは、
なぜかなと思う方もいると思いますが、私は、多くの方のキャリアに
接する中で、仕事をすることや稼ぐことと社会への貢献は別物として
とらえられているからこそ、このような現象がおこると考えています。

ここ数年、「ワークライフバランス」という言葉が流行していますが、
この言葉が意味するところは、つらくて大変な仕事(ワーク)を
なるべく少なくし、仕事以外の充実した時間(ライフ)を増やすよう
工夫しましょう、という意図があり、そもそも仕事を通じて社会貢献する
という考え方とは違うところにあると私は思っています。

仕事を通して社会貢献するとか、仕事そのものに社会貢献の意義を見出すとか、
そういうことが当たり前になってくると、自然とワークライフバランス
という言葉はなくなるかもしれませんし、もっと仕事にやりがいや喜びを
見出す方が増え、元気で闊達な人が増える社会になるのではと思っています。

仕事にこそ、やりがいや喜びがある。

それが当たり前になる社会を目指していきたい。

投稿日時:2017 年 8 月 15 日 3:47 PM トラックバックURL

「 つまらない作業を積み上げる努力 」

今や生きる伝説になりつつあるイチロー選手。
そのイチロー選手の有名な名言。

『小さなことを積み重ねるのが、
 とんでもないところに行くただ一つの道だと思います。』

また、イチロー選手は、打者にとって最もあたりまえと言える
「素振り」について「ちっとも面白くない」と言っています。

しかし、その面白くない素振りを誰よりも愚直に、毎日毎日、
丁寧に繰り返すことができる。このことが超一流になっている
理由の一つであることは、皆さんも理解されていることかと思います。

では、イチロー選手の名言の中の「小さいこと」を、
普段の仕事に置き換えるとどうなるでしょうか。

仕事内容によって変わってくるとは思いますが、
例えば、期日を守る、メールはその日のうちに返信する、
仕事の前に一日のやるべきことを確認する、約束の時間には
遅れないようにする、お客様情報を確実に記録しておく、
身の回りの整理整頓を毎日やる、などなど、
一回ぐらいやらなくても問題は起こらないけども、やり続けることで
価値が出ることって結構あると思います。

こういったつまらなそうな作業をやり続けるのは、出来そうで出来ない
ことでもあります。

どうしたら続けられるのか。

イチロー選手の場合は、少年の時に抱いた大リーグ選手になる目標、
そして、大リーグ選手になった後は、誰も無しえない記録を打ち立てること
を目標として日々積み上げていったと思います。

私たちも、イチロー選手のように大きくはないかもしれませんが、
自分の心がワクワクする目標をもって仕事に臨めれば、日々の作業も
こなすことができるのでしょう。

もし、目標が見つからないとしても、前回のメルマガで紹介した
「二人の石切り職人」の寓話からわかるように、
自分がやっている仕事(作業)の先にあるやりがいをみつけることが
できれば続けられるでしょう。

私もお金中心の資本主義のシステムに代わる社会システムを創る
ことを目標に日々のつまらない作業を真剣に積み上げていこうと
思います。

投稿日時:2017 年 7 月 15 日 3:46 PM トラックバックURL

「 目の前の仕事の意義を見つめなおす 」

今やっている仕事にやりがいや面白みを感じなくなった時、
『転職』という選択肢も頭によぎることかと思います。

その時に、以下の寓話を思いだし、
再度、今やっている仕事の意義を見つめなおしてみると、
違うやりがいが見えてくるかもしれません。

<寓話:二人の石切り職人>

旅人が、ある町を通りかかりました。
その町では、新しい教会が建設されているところであり、
建設現場では、二人の石切り職人が働いていました。

その仕事に興味を持った旅人は、
一人の石切り職人に聞きました。

「あなたは、何をしているのですか。」

その問いに対して、石切り職人は、不愉快そうな表情を浮かべ、
ぶっきらぼうに答えました。

「このいまいましい石を切るために、悪戦苦闘しているのだよ。」

そこで、旅人は、もう一人の石切り職人に同じことを聞きました。

すると、その石切り職人は、表情を輝かせ、生き生きとした声で、
こう答えたのです。

「ええ、いま、私は、多くの人々の心の安らぎの場となる
素晴らしい教会を造っているのです。」

<寓話は以上です>

仕事の意義のとらえ方にとって、日々の仕事に対する姿勢も
変わってきます。

もし、仕事のやりがいを感じなくなっている方がおられましたら、
今一度、仕事の意義を見直してみるのもよいでしょう。

投稿日時:2017 年 6 月 15 日 3:45 PM トラックバックURL

「 プロ意識 」

4月になると、黒のスーツを身にまとった初々しい若者たちを
目にすることが多く、そのたびに私自身の新入社員時代を思い出します。

初めての仕事は、わからないことばかりで、どんな仕事をやるにしても
誰かに聞きながら、ビクビクしながら仕事をしていて、怒られてばかり
だったという、苦い記憶ばかり。

そんな中、同期入社の女性が、入社して1週間もしないで窓口に
出ることになり、その様子をみていると、ビクビクしながらやっていて、
失敗も多く、傍からみていても心配になるくらいでした。

もっと練習してから出ればよいのに、なぜこんなにも早く出されるのか、
という疑問がわくとともに、かわいそうだなとも思っていました。

ただ、そんな中、その様子をみていた警備員のおじさんが言った
次の言葉が状況を変えました。

「窓口に座っている以上、お客様から見たらプロなので、自信をもって
 胸を張って仕事をしてみなさい。」

はっと我に返った様子の同期の姿勢や眼差しがきりっとしたものになり、
オーラまでも変わっていったその様は、今も忘れられません。

色んな仕事の局面で、結果が出ないときに、知識や経験が足りないことを
言い訳にすることが多いと思います。

ただ、私の経験からすると、どんな仕事も、それをやり遂げるまでに必要な
知識や経験、スキルが最初から完璧に備わっていることはなく、
その仕事をやり遂げよう、期待値を超える仕事をしよう、と思うから、
努力し、必死に必要な知識、スキルを身につけることになり、
その結果として、自分が成長することができます。

つまり、プロ意識をもって仕事をするからこそ、そこに成長があるわけです。
仕事が人を成長させるとは、まさしくこのことだと思います。

特に最近の傾向として、離職防止のためにも、新人に対して
手取り足取り教えることが多いように見受けますが、
新人の本当の成長を望むのであれば、教えるのはほどほどに、
プロ意識を持たせて、とにかくやらせてみるのがよいでしょう。

投稿日時:2017 年 5 月 15 日 3:44 PM トラックバックURL

「 自分の人生を歩む 」

先週末に次女との約束を果たすために家族と京都に行ってきました。

大学時代を京都で過ごした私としては、第2の故郷に戻った気分で、
街全体に流れる独特な空気に、歴史の積み重なりを感じ、
とても良い時間を過ごすことができました。

たまたまではあったのですが、往訪先の近くに、「維新の道」があり、
その先に、坂本竜馬と中岡慎太郎のお墓を含めた維新の志士たちの
お墓があったので、お参りをすることができました。

お陰様で、改めて私自身の志も再確認ができ、
この維新以上の大変革が起きている現在を、強く逞しく進むための
大きな力をいただけた、そんな気持ちになりました。

さて、「あなたは自分の人生を歩んでいると感じますか。」
という質問をしたときに、自信をもって「はい。」と答えられる人は
少ないかもしれません。

なぜなら、生きている以上、働いている以上、家族や会社の人間関係、
友人知人など、多くの人が自分の人生に影響を与えているからです。

キャリア相談においても、家族の意見が、転職先を決めるときに大きな
影響を与えている方もよく見受けられます。

では、家族や友人の意見に左右されている方が、自分の人生を歩んでない
と言えるのでしょうか。

私は、そう思いません。

なぜなら、家族や友人の意見を採用するのは、自分だからです。

そう、自分の人生を歩むコツは、
「すべて自分で決めている」
ということに気づくこと。

そこから、自分の人生の歩みが始まります。

投稿日時:2017 年 4 月 15 日 3:42 PM トラックバックURL

「 スクラップ&ビルド 」

小池都知事誕生後、見直しが進んでいる築地市場の移転問題。
それが、かつての石原都政時代に発足した新銀行東京の問題にまで波及して
きています。

新銀行東京にかかわってきた身としては、他人事ではすまされない状況ではあります。
もちろん、都税を無駄遣いしてしまった結果は、批判をあびて当然と
思いますが、志をもった仲間とともに歩んだ日々に、否定的な目線のみが
あてられる現状は気持ちがよくないのも正直なところです。

とにかく、小池都知事が、これまでの都政の在り方にメスを入れたことは
大いに評価ができることで、都税の使い道に適切な目が届く体制になることを
願わずにはおられません。

まさしく、小池都知事の行動こそ、旧体制のスクラップなのですが、
このスクラップ自体は、必要なことですし、よくやったと賞賛されることだと思います。

しかし、これ以上に大切なのが、ビルドのところ。

先日、信頼できる政策に詳しい方と話した際にも、築地市場の移転の話になった
のですが、今回の問題定義により、本当の問題であった、市場移転もしくは
改善の目鼻が立たなくなってしまっていることも、大きな問題だと、おっしゃっていました。
確かに、今回の移転騒動により、すでにつくってしまった豊洲市場の維持費も含めて、膨大なお金が使われてしまっています。

小池都知事の本当の腕の見せ所はこれからですので、今後どういった方針を
出して問題を解決していくのか、期待したいところではあります。

会社経営をやっていても、スクラップ&ビルドのタイミングが必ず訪れてきます。

その時に、勇気をもってスクラップできるか、
そして、その勇気以上の細心をもって、ビルドをしていけるか、
それが会社の生死をわける決断につながっていきます。

このスクラップ&ビルドの考え方は、会社経営だけでなく、
普段の仕事においても常に考え実行してくべきことでもあると思っています。

例えば、自らが気づいたことを、勇気をもって発言をするとか、もある意味
スクラップ的な行動になります。また、時間をかけて開発した商品が、
どうしても気に入らなければ、もう一度ゼロベースにもどすこともスクラップ的な行動になります。

そして、発言をしたからには、その発言に責任をもって、自ら率先して行動
していくことがビルド的な行動ですし、開発した商品をゼロベースに戻したのなら、それが完成するまでやり遂げるのが、ビルド的な行動になります。

この機会に、皆様の普段のお仕事を、このスクラップ&ビルドの視点をもって
見直してみてはいかがでしょうか。何か違う視点が得られるかもしれません。

投稿日時:2017 年 3 月 15 日 2:13 PM トラックバックURL

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