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田中の部屋
「人と違うことをやる勇気」

「人と違うことをやる勇気」

平日の朝9時ごろに、二番町にある弊社から四ッ谷駅に
向って歩くと、四ッ谷駅から麹町や番町にある会社に
向かって歩く多数の通勤者の群れに遭遇する。

そのまま歩くと通勤者の群れに1人で
逆行することになるのですが、その場面に出会うと、
いつも70年代80年代にプログレッシブ・ロックで
世界を一世風靡した英国ロックバンドのイエスが出した
「Owner Of A Lonely Heart」のミュージックビデオを
思い出します。

このミュージックビデオの最後のシーンが印象的である。

そのシーンとは、主人公のサラリーマンが多数の通勤者が
歩く方向と反対の方向に向きなおして、
1人でその群れと逆行して歩くというものです。

このミュージックビデオの中身は以下のとおり。

主人公の男が、組織の歯車のひとつとして働いている中で、
自分の近未来を想像するのですが、その想像した未来とは、
精神の病により幻覚に苛まれることとなり、
その幻覚のために会社で普通に働くことができなくなり、
”たこ部屋”送りとなります。

ただ、その”たこ部屋”は環境が劣悪なため
耐えらなくなった男は、上司を殴りたおし、
”たこ部屋”を脱出することには成功します。
しかし、結局行き場をなくして、自殺する道を選ぶことになります。

その自分の近未来の姿にぞっとした男は、
歯車としての働き方を捨てることを決断し、
群れとは反対の方向に歩くことにした、というものです。

このミュージックビデオは、ほぼ30年前に
制作されたものですが、今のうつ病を含む精神病蔓延社会を
見事予言しており、その精度にはビックリします。

そして、このミュージックビデオは、このうつ病蔓延社会で
何をすべきかも示唆してくれています。

それが、最後のシーン。
主人公が通勤者の群れに逆行して歩くシーンです。

つまり、社会の歯車のひとつに成り下がるのではなく、
自分らしい人生を活きるためには、
人とは違うことをやる勇気をもてばよいのだ、という示唆です。

是非、皆様も余裕があるときに、通勤者の群れと反対方向に
歩いてみてください。気持ちの良さを感じると思います。

そして、自分らしい人生を生きるために
人とは違うことをやる勇気を持ってくださることを願っています。

投稿日時: 2014年6月16日 4:33 PM トラックバックURL

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