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田中の部屋
リソウルプロジェクト始動!

昨日、銀行時代の先輩であるT氏と久しぶりにあった。

T氏とは、独身寮も一緒で顔を合わせる機会は多く、非常に後輩の面倒見の良い先輩だなと思っていたが、実は当時はあまりじっくりと話をすることはなかったように思う。

昨年開かれた独身寮の集まりでお会いし、それから1年以上がたち、昨日久々にお会いすることになった。3時間ほど中身の濃い話をしたのだが、これほどじっくりと話をしたのは初めてだと思う。

きっかけは、T氏がリソウルやキャリトレの活動に対して本気で興味をもってくれたことだ。特に、リソウル「Re Soul」という言葉の響きに、大いなる共感をもったとのことだ。<それを聞いた私が喜んだのは言うまでもない(^^)>

T氏は、日頃感じている違和感や特に日本の教育に対する危機感をとうとうと私に語ってくれた。T氏は銀行退職後、外食産業を経てシステムソリューション事業を統括する立場にいる。教育への危機感を感じるようになったのは、新卒の採用や教育に携わるようになってからだとのこと。

新卒で入ってくる学生の態度、仕事への姿勢、知識、がかなりひどい状況になっていることにある種の違和感を感じ、自分なりに色々と調べたところ、日本の教育システムの根本が戦後大きく変わったことを知ることとなったとのこと。

「まだ、戦後は続いていると思う。」 

T氏のその言葉に、私も大きくうなずいた。そうなんです、今巷で起こっている教育の崩壊は、そもそも戦後より組み込まれたシステムの結果だ。大分の教員採用に関しての事件も、氷山の一角であることぐらい皆分かっていると思うし、最近の橋下大阪知事の教育委員会への怒りもわたしは理解できる。

教育が崩壊していく、日本人の心のよりどころがなくなっていく、そういった中、お金(儲け)という尺度でしか成功を測れなくなった今の時代、人々の心の叫びを受け止める場所が本当に必要になってきている。報酬や地位、もしくはモチベーションなど、そういった表面的なことでなく、魂のレベルでの改革が本当に求めれているのでは、とT氏は語った。

これこそ、まさしくリソウルのテーマ! わが意を得た私が楽しくT氏と語り合えたのは、想像に難くないと思う(^^)。

いま求められているのは、魂を揺さぶる体験。 

その体験をとおして、人間の本来持っている能力の素晴らしさ、そして自分自身が本来持っている大いなる価値に気づくことのできる機会の提供が、今こそ必要だ! と改めて思った。

いよいよ、『リソウルプロジェクト』を本格始動するときが来た。


投稿日時: 2008年9月10日 8:52 AM トラックバックURL

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