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田中の部屋
「 人様の時間を大事にする 」

ヘッドハンターと会うのは、著名ホテルのラウンジ。

そんな印象を持たれている方も多いと思います。

皆様、意外に思われるかもしれませんが、私の場合は、ホテルのラウンジで会うのは、月に1回あるかないか、ぐらいの頻度です。

新宿の京王プラザホテルや大手町のパレスホテル、日比谷の帝国ホテル、赤坂のニューオータニ、虎ノ門のオークラなど、私もよく使わせていただくホテルは、雰囲気もよく、VIP感もあり、私個人としてもラウンジでのミーティングは好きです。

ただ、人生の大事な転機に、その方の本当の想いや目指していることをしっかりと伺わせていただくには、人目が気になるラウンジではなく、弊社でのご面談の方がよいと考え、そちらをお勧めしております。

そういった中ではありますが、先日、著名大企業に勤務され、お役職もある方から、どうしても会社の近くでないと会えないので、近くのホテルでミーティングをさせて欲しいというご依頼があり、ホテルのラウンジに出張面談に行くことで日程調整をしました。

しかし、出張面談当日になり、その方からメッセージが来て、
「面談予定時間にミーティングが入ってしまったため、スタートを1時間前倒しにして欲しい。」
とのご依頼。

「さらに、もうラウンジで待っているので、よろしくお願いします。」
といった内容のものでした。

メッセージが来た時が面談中でもあり、すぐに行けるわけもなく、出張面談のリスケをお願いせざるを得ない状況となってしまいました。

恐らく、この方は、ヘッドハンターとのやりとりに慣れていて、かつ経歴的にも色んなところから声がかかるからこそ、こういったやりとりも普通なのかもしれません。

しかし、面談に向けて、色んな予定を調整し、かつ移動時間も考慮したスケジュール設定になるので、普段よりも面談依頼を断わっていることなどへの配慮は、それほどなかったのかもしれません。

これまで本当にたくさんの方とお会いさせていただく中で、どんな相手でも、相手の状況も汲みとりながら動ける方、自分だけでなく人様の時間も大事にできる方が、仕事ができる方ですし、自信をもってご紹介をできる方だと思っています。

これは当たり前のことだと感じる方もいるかもしれませんが、当たり前のことをなかなかできないのも人間ではあります。

私自身も、こうやって書きながら、普段から気を付けるよう身を引き締めております。

投稿日時: 2019年6月15日 3:30 PM トラックバックURL

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