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田中の部屋
「 勝敗を分けるもの 」

待ちに待ったワールドカップが始まりました。

前評判の低かった日本代表がコロンビアを破るという大金星を挙げ、
さらにベスト16に進むことになるなど、かなりの盛り上がりを見せ、
私も含めて眠れない毎日を過ごす人も多いのではないでしょうか。

私にとっての最も印象的なワールドカップのシーンは、
今や伝説となっている1986年アルゼンチン・マラドーナ選手の5人抜きシュート。

神がかりなドリブル、そしてシュートのシーンを深夜の生放送で見た時の衝撃は、
今になっても忘れられないくらいのものでした。

さて、自国のチームを応援するのはもちろん楽しいですが、
サッカーファンにとってのワールドカップの魅力は、世界的に有名な選手たちが
国の威信を背に命懸けで戦うので、名試合が生まれることが多く、一瞬も目を離せない
試合がたくさん観れること。

そういった魂を揺さぶる試合を見ながら、その勝敗を分けるものは何か、を考えてみました。

私が考える勝敗を分ける大きな要素の一つは、
「どれだけ周到な準備ができたか。」

後から言っても何の信ぴょう性も無いのですが、
周到な準備という観点から、私は日本代表はやってくれるのではないかと思っていたのです。

香川選手の、「すべてはこの時のためにやってきた。」という言葉が表すとおり、
前回のワールドカップで無残な敗退を経験した選手、本田選手、香川選手、長友選手、
吉田選手、長谷部選手などが、その時の悔しさを忘れず、海外の厳しい環境で経験を積み、
このワールドカップに向けて、しっかりと着実に準備をしてきたことがあったからです。

また、前回優勝したドイツが負けた理由の一つもここにあるのではないでしょうか。

前回と同じメンバーが多数いることもあり、自分たちのやり方で勝てると考え、
他のチームに比べての準備が不足していたのではないかと思えるのです。
ちなみに、ドイツに勝利したメキシコは周到な準備をしていました。

そして、素人の視点にはなりますが、この周到な準備という点でみると、
私は守備の完成度の高いブラジルチームが頭一つ抜けているように見えます。

もし、最近、結果が出てないなと思っている方がいれば、
改めて、周到な準備をすることを意識してみるのもよいと思います。

投稿日時: 2018年7月15日 3:03 PM トラックバックURL

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