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田中の部屋
「 私たちの手で社会をより良くする 」

最近のニュースは、トランプ大統領の話題が持ちきりで、
メキシコ国境の壁をつくるとか、TPP離脱とか、明確に保護主義政策を
貫こうとしている姿に不安を感じている人も多いことと思います。

昨年は、イギリスのEU離脱が国民投票で決まったこともあり、
今回のトランプ大統領登場が、この流れにダメを押す形になっているとも言えます。

歴史に正解はないので、この流れが人類にとってよいのか悪いのか
私は正直わからないのですが、ただ少なくても言えることは、
この期に及んで、政治家や官僚にすべてを期待することは無理だということです。

今回のトランプ政権の登場で、私たち庶民が、自らの力を頼りに、
社会をより良くするための行動を始めるきっかけになるのでれば、
悪いことでもないかとも思っております。

一方、我が国日本は、今後も難しい舵取りを強いられると思いますが、
いっそのこと、もっと庶民を信頼して、政府や官僚のやるべきことを
少なくしていけばよいと私は思っています。

そのためにも、庶民一人一人が日本のこと、自分の身の回りの地域のことを
自分事としてとらえ、出来ることから行動を始めていける、そんな環境づくりが
必要となると思います。

そして、社会をより良くするための意見や行動については、ドンドン奨励していく、
そんな社会になって欲しいと思います。

しかし、現実は、まだまだ厳しいです。
20年以上続いているNHKクローズアップ現代の国谷裕子キャスターが
インタビューをきっかけに降板になるなど、社会をより良くするための
行動や発言が抑制されてしまう傾向にあるのも事実です。

ただし、国谷キャスターの姿勢は私たちが見習うべき点が多いです。
国谷キャスターは、スタジオでの専門家や当事者への緊張感ある生インタビューにおいて、
相手が権力を持つ政治家であっても、決しておもねらず、また、安易に持論を述べず、
的確な質問を重ねながら、出演者から、問題の本質にかかわる重要なメッセージを引き出す
スタイルは、日本の報道番組のキャスターの在り方に、静かな、しかし、深い変革をもたらしています。

そして、なんと、この国谷キャスターが、私たちが毎年開催している、
ソーシャルビジネスグランプリ2017(2月19日開催)にて、
田坂広志社会起業大学名誉学長と記念対談を行います。

今後も社会をよくするために重要な役割のあるメディアの現状と、今後どのように
メディアが変わっていくのか、についてご興味がある方は、是非ともご参加ください。

さらに、このイベントでは、ビジネスの手法を用いて、自ら社会をより良くしようと
立ち上がっている勇気ある5名のビジネスプレゼンテーションもあり、
盛りだくさんの企画となっています。

皆様と会場でお会いできるのを楽しみにしております。

【ソーシャルビジネスグランプリ詳細ページ】
http://socialvalue.jp/final/2017/

【申し込みページ(優待券)】
http://peatix.com/event/219659
⇒本メルマガ会員の皆様へは優待価格でのご提供となります。
「社会起業大学 在校生/卒業生からのご紹介」をお選びいただき
  紹介者に「田中」とご記入ください。

投稿日時: 2017年2月15日 2:12 PM トラックバックURL

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