Career training schoolトップへ
田中の部屋
「答えは現場にある」

「答えは現場にある」

先日、安倍総理が衆議院の解散を宣言しました。

政治屋の観点からすると英断なのかもしれないですが、
国民の目からすると、なぜ今なのか、疑問にもたれる方は
多いことと思います。

どうしてこんなことが起こるのか、、、、、、

これこそ、政治家たちが、政治の原点である、
国民の生活を豊かなものにすること、
を忘れてしまっているからでしょう。

いつの間にか、政治家というものも職業化されてしまい、政治家として、
如何にして生き残るのか、如何にして自分の所属している党が政権に
残っていくのか、そういったことが優先されるようになってしまいました。

政治家の現場である、国民一人ひとりの声と向き合い、
今この国で必要とされていることは何なのか、しっかりと向き合い
挑戦する政治家が生まれてくることを切に願いつつ、
それを待ってはいられないので、私たちが私たちの手で、
この社会をより良くしてく他はないのかな、とも思います。

さて、先日、ある経営者の方と話していて、最近仕事にワクワク感が
無くなってきたということだったのですが、よくよく話を聞いていると、
最近は、取りまとめ役に徹していて、ものづくりの現場に携わる機会が
減ったのだとの事でした。

社長や経営者が現場に行かなくなったら会社は滅びる。

よく聞く話ですが、ここ1年私も切実に実感しているところです。

今年になってから、弊社が運営をしている社会起業大学の体験授業に
出るようになったのですが、来て下さるお客様と直接対応していくことで、
今何が求められているのか、それが刻一刻と変わってきていることを
実感しています。

世の中は移り変わっていくものなので、現場にいれば、その変化は
常に感じられ、それに真摯に対応していけば、飽きることなどなく、
ワクワク感もなくなることはない。

そこで、相談に来た経営者の方にも、現場にこそワクワク感があるので、
なるべく現場に出るようにした方が
よいとアドバイスをさせていただきました。

政治家の皆さんも、政治の現場である、国民の声をひとつひとつ
吸い上げることをもっとやっていければ、政治家という仕事も、
もっとやりがいのある誇れる仕事になるのでは、と思う今日この頃です。

投稿日時: 2014年12月10日 1:11 PM トラックバックURL

up
過去記事
down