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田中の部屋
人に優しく自分にも優しく

あけましておめでとうございます!

 

今年は、例年に無く穏やかな年越しができたこともあり^^、 遅ればせながらの新年初投稿になりました^^;

皆さんの新年の決意や心に響く言葉に触発されつつ、 私の今年のテーマは、 …

『 優 』

にしました!

これまでの自分を振り返ってみて、一回目の起業の失敗、新銀行の立ち上げと挫折、 さらには、2回目の起業での紆余曲折と、 数々の経験を積み上げてくることで、 たくさんの見えなかったことが見えるようになってきました。

そういう過程の中で、自分は成長したなと思うこともあります。

しかし、見えなかったものがみえるようになってくることで、 自分が見えないことが更にたくさんあることに気づき、 自分の至らなさ、未熟さを思い知ることになります。

人間の成長とは不思議なものです。。。

 

そういった中、 自分が本当に成長したな、と思える一瞬があります。

 

それは、 「自分が今まで嫌っていた人や、絶対に許せなかった人を 心から許せるようになった瞬間」 です。

 

あとから思うのですが、自分が忌み嫌う行為や、嫌いになる人は、 自分の中にある、自分の嫌な面が映し出された行為であり人だったな と思います。例えば、前言撤回を平気でできる人、約束の時間に遅れても謝らない人、 自分の本当にやりたいことがあるのに足を踏み出すことに躊躇している人、など

なぜそういう人に対して腹が立つのかな、と思ったときに、 それは、自分で勝手につくった ”こうでなきゃいけない”とか”こうあるべきとか” という窮屈な像に支配されている自分がいたり、 もしくは、自分がみたくない自分のいやな面であったりもすることに気づくのです。

まさに”人は鏡”ですね。

自分自身の弱さや嫌なところと向き合い、上手く付き合えるようになると それだけ人のことも許せるようになるような気がしています。 その先に、”ありのままの自分”があるんでしょうね。

人に対して頭にきたり、腹がたったり、落胆したときに、 それは自分の中にある弱い部分を映し出していると考えて、 いやな感情を昇華できるようになっていければよいと思います。 (これがなかなか難しいことではあるのですが。。。^^;)

 

”成長したければ自分が嫌いな人を徹底的にみつめなさい”

 

この意味がわかってきた気がしています。

何よりも自分の弱さや嫌なところを認め受け入れること、 そうすれば、どんな人も受け入れられるようになる。
これこそ多様性の富んだ世界を生み出すための必須条件だと思います。

 

”人に優しく自分にも優しく”することで、 自分への許しと成長が得られ、人に対して寛容になれ、 社会がまるーく平和になっていくのでしょう。

 

ここまで書いてみて気づいたのは、 かつての日本の社会って、こういった社会を実現していた気がします。
多様性に富んだ持続可能な社会って、 きっと、優しさに溢れている社会だと思います。

そういった社会の実現に向けて、 本年も一心不乱にがんばりたいと思います!

本年もご支援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

投稿日時: 2014年1月9日 5:44 PM トラックバックURL

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