Career training schoolトップへ
田中の部屋
リソウル元年

昨年は世界でも日本でも大きな変化が起こった。

アメリカでは初の黒人大統領の誕生、日本でも政権交代が実現した。

リーショック以降、金融中心の資本主義の仕組みが崩壊し世界経済が混乱する中、世界も日本もこれらの変化を歓迎し大いに期待をした。

しかし、蓋をあけてみると、一時的に回復したかにみえた経済は、なかなか良くならず、期待した変化もそれほどおこらない。このままいくと景気の2番底もありえ、先行きは不安ばかりというのが現状ではないだろうか。

「オバマにも民主党にも期待できない。」

そんな感じになってきた(^^;)

これまでは、景気が落ち込んだとしても、新しい成長産業がそれを補ってきた。特に、日本のバブル崩壊後を例にとれば、IT業界や不動産投資業界が、その落ち込みを補うに十分の牽引役を果たしてきた。

しかし、今回においては、どこを探しても、その牽引役がみつからない。環境ビジネスに活路を見出す人も多いが、本格的な牽引役になりきれてないのが現状だ。このままだと縮小均衡が続き、血みどろの値下げ合戦が続き、皆が疲れ果て共倒れとなってしまうであろう。

はたして、これからどうなるのか?

そもそも、私たちはどこへ向かうべきなのか?

多くの人がその疑問と向き合い、新しい活路を見出そうと、もがいていることと思う。

ある人は、限られた資源を有効に生かし循環型社会を生み出していた江戸時代のエコノミーシステムを参考にするべし、と言っている。日本の”もったいない精神”を世に広めようとしている人も増えてきている。

私もそれらの考え方には賛同する部分は多い。

ただし、私としては、今回起ころうとしている変化は、”もっと大きなもの”、

もっというと、

”人類の数千年の歴史を超える大きな変化”

なのではないかと思えて仕方がない。

その変化を生み出すものは、まぎれもなく”インターネット”の普及である。

50年以上も前にインターネットの出現を予言していた、マクルーハンという思想家がいた。

マクルーハンのすごいところは、このインターネットの出現を予言していたところだけではなく、インターネットが普及した後の世の中も予言しているところにある。

マクルーハンは、インターネットが普及した高度情報社会を

「グローバル・ビレッジ」

と呼んだ。

なぜ、ビレッジかというと、電子メディア社会の住民の行動パターン・思考パターンが原始時代の村社会のそれに近づくというのだ。つまり、インターネットの普及が進めば進むほど、社会は「先祖返り」することになるというのだ。

インターネットを駆使して、生きていくために必要な情報を確保していければ、国や会社に頼っていかずとも、自給自足で豊かな生活ができるようになる。つまり、食べ物も飲み物も心の豊かさも自分自身で確保していた原始時代と行動が似てくるということだ。

そう、ここまで考えてみて、ふと思った。

もしかしたら、原始社会にまでさかのぼれば、これからの人類の行き先が見えるのかもしれない、、、と

日本の原始社会(縄文時代)の遺跡にある集落のあとをみると一つの特徴がある。それは、集落における住居が円形に近い形でならんでいるということだ。住民の間では上下の位の区別がなく、それぞれが対等に豊かに暮らしていた様子がわかるというのだ。

そういえば、いつから、人間同士の間で階級(位の上下)がつくようになったんだろうか・・・・・

そもそも、人間一人ひとりが本来持っている”無限の可能性”を考えれば、それぞれの人間の間に階級なんて必要ないのではないか。

どうもこのあたりに、これから私たちが向かうべき社会のあり方のヒントがありそうだ。

「世界中の一人ひとりが自分の無限の可能性を常に探り、それを許容できる社会。」

それこそが、高度な情報化が進みかつ原始的でもある次の社会の姿なのかもしれない。

私の使命は、一人ひとりが自分の無限の可能性にきづくきっかけをなるべく多く提供すること。

ここで、自分の使命とこれから向かうべき世の中がつながった。

これからも多くの人が、自分の本来もっている無限の可能性にきづく(=”リソウルする”)きっかけとそれを育む場を提供していきたい。

(実は、この”リソウルする”という造語は、昨年より一部ではかなり流行っている(^^))

そこで、自分の決意もこめて、2010年を

”リソウル元年”

と、勝手に定めたい(^^)

今年も多くの人にとって実りのある、そしてリソウルできる年となりますように。

投稿日時: 2010 年 1 月 3 日 8:25 PM トラックバックURL

up
過去記事
down