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田中の部屋
ものごとには、必ず表と裏がある

面接官は、明るくハキハキしていて人当たりの良い人物に良い
評価を与える傾向にある。

たしかに、人当たりの良いことが、お客さまにとっても社内の
雰囲気づくりにとっても良い影響を与えることなる。
ただ、これまで多くの採用や評価にかかわった経験からすると、
必ずしも人当たりの良い人が良い実績を上げるかというとそう
でもないことも多い。

たとえば、ずば抜けた営業実績をあげる人は、案外社内では
目立たず地味な存在であることが多い・・・・・

「人当たりの良い」ことの裏側には何があるかと考えると、
「臭いものにふたをする傾向」や「ものごとを最後までやりぬ
く忍耐力の不足」などがあったりする。(もちろん、人当たり
のよい人が皆そうという訳ではない(^^))

つまり大事なことは、面接官の心得として、その人の表と裏を
しっかりと見た上で判断する姿勢が必要ということだ。

さて、実はこの表と裏の話の発展系として、

「自分に起こる災いには必ず意味はあって、そのことによる恩恵
も必ずある。」

という考え方がある。

私自身、この考えをするようになってから、随分と気が楽になっ
たし、より人生を楽しめるようになった(^^)。
そうそう、自分にいやなことがあったり、落ち込みことがあって
も、それは必ず自分にとって良い結果にもつながると思えば、
それほど深く悩む必要はないということに気がついたのです。

実は、それを更に実感する出来事がありました。。(^^;)

一昨日の土曜日のこと、キャリアアンカーセミナー(第13回)の
準備のために、早めに家をでようと身支度をしていると、いつも
ジャケットのポケットに入っているはずの財布がないことにきが
ついた(^^;) 少々の現金や、クレジットカードが多数
入っている財布なので、これはやばい! と、家の中をくまなく
探したが、どこを探しても見つからず・・・

その前の晩(金曜日)の帰宅途中に落とした可能性がかなり高い
と考え、クレジットカードを使われたらまずい!、と まずは
クレジットカード会社や銀行に支払停止の連絡をとり、そして
警察・JRに紛失届を出すなど、必要な手続きをとった。

そんなこんなで、朝食もとるまも無く、急いでセミナー会場に
向い、なんとか開始時間5分前(9時55分)に会場に到着した。
セミナーが始まってしまうと、今回も参加された皆様が素晴ら
しく、更にはいつも活動を支えてくれているトレーナーの皆様
のご協力により、非常に内容の濃い素晴らしいセミナーになり
ました。

ただ、セミナー終了後、(財布をなくしたという)現実に戻ると
また、落ち込んでしまう自分がいました。

翌日、家族も財布のことを非常に心配していて、
「パパと一緒に財布捜しておげるよ」
と次女のめぐがしきりにいってくるので、再度JRや交番に
いって確認をするも、結局手がかりはなかった。

そうのこうのしているうちに、長女の理紗が、
「今日はパパの日だよね。パパお金ないから、理紗とめぐが
プレゼント買ってあげる」といって、お年玉などをとっておい
たのだろう、大事にしていた自分たちの財布をもってきたの
だった。

もちろん、そんなにお金は持っているわけではないが、それでも
二人で千円相当はもっていて(驚)、その範囲で買えるものとして、
腹巻とTシャツを近所のダイエーで買った。
(お店の人も気をつかってくれて、小額の買い物なのに、
父の日ようのプレゼン包装をしてくれました(^^))

初めて娘からの父の日のプレゼント、なんとうれしかったことか!

財布をなくしてなかったら、こんなに素晴らしい体験もなかった
な~、としみじみと思っております。

(以上)

投稿日時: 2007年6月19日 8:05 PM トラックバックURL

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