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田中の部屋
怒ってくれる人いますか

先日、とある採用アウトソーシング会社の役員から、今年の新卒採用活動は
特にキツイと話されておりました。

大手人気企業の採用意欲がかなり旺盛(都銀1行だけでも1000人以上!)
ということもあり、他の大手企業や中小企業は、良い人材をなかなか採用で
きず、苦戦を強いられているとのこと。

そして、この状況に更に悪化させているものがあるとのことでした。

それは、学生の態度がかなり悪いそうです。

平気で説明会をすっぽかすし、内定辞退もある意味当たり前の様な態度を
取る。もちろん昨年までも同じようなことはあったが、今年は輪をかけてひど
くなっているそうです。

少子化の流れの中で、学校教育においても甘やかされているだけでなく、
今年は、まさしく売り手市場なので、企業側が良い人材は逃すまいと、必死
の採用活動を行っているので、学生は手厚く扱われているようです。

この話を聞いていて、私自身これから先が本当に心配になりました・・・・・・。

学校でも甘やかされ、そして企業でも甘やかされる人材はどうなるのか!!

しかし。      そういえば。

私の世代の就活も、バブル時期採用で売り手市場にいたことを思い出しました。
私自身は、実はちゃんと就職活動をしなかったのですが、 同期の連中の話によ
ると、囲い込みと称して、ホテルで豪華ディナーをご馳走になったり、内定者旅行
があったりで、至れりつくせりだったようです。うらやましい~(^^;)。
そういう意味では、今と変わらないですね。

きっと、今の学生の悪態を憂うよりは、入社後、会社内での教育に注目した方が
良いのかもしれませんね・・・・・・

数々のキャリア支援に携わった私の経験からしても、社会への入り口である初
めて入社した会社で、いかにビジネスの基本を叩きこまれるかで、今後のビジ
ネス活動が決まる!といっても過言ではないと思います。

住友銀行に入行した当時の私自身も、なかなか会社での仕事の仕方が身に
つかず、毎日2時間、当時の課長より説教をくらっていました(^^;)
「なんでこんなこともできないのか!」と・・・・・

そのしごきがあまりにもきつく、私は耐え切れなくなって1年後課長に辞表を
提出したくらいです。 
(その辞表自体は、その後うやむやになりましたが)

当時は、課長のことを恨んだりしておりましたが、今考えると、お客さまとのコミ
ュニケーションのとりかた、まわりへの配慮、他の部署との連携、なによりも大
事な事前段取りや心の持ちようなど、ビジネスをしていく上での基本を身につけ
られ、あのときに得たものは本当に大きかったと思います

そして、今―。

私も、部下を指導する立場になってみて、部下を叱ることの、なんとパワーの
いること!!!!!
今は、ただただ、あれだけ説教をしてくれた当時の課長に感謝の気持ちで一
杯です m(_ _)m

大事なことは、新入社員をしっかりと指導できる指導員・上司がいるかどうか
ですね。
今の世の中、自信をもって怒れる人が少なくなっており、その方がもっと危機
的なのかもしれません。

今、皆さんの会社でも、ちゃんと指導できる(必要なときには怒れる)人は
いますか?

投稿日時: 2007 年 4 月 12 日 2:07 PM トラックバックURL

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